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2025.06.03

環境科学科3年生「キャリア設計」の授業で卒業生による講演会を開催しました

5月19日(月)、環境科学科3年生を対象に「キャリア設計」の授業の一環として、卒業生による講演会を開催しました。

今回は、環境科学科を2019年に卒業された多賀大輝氏をお招きし、ご自身の就職活動やキャリアに対する価値観についてご講演いただきました。

 

多賀氏は卒業後、大学院工学研究科先端理工学コースに進学されましたが、コロナ禍などの影響により休学も経験されました。大学・大学院・そして休学期間中の計3度にわたって就職活動を行った結果、現在は株式会社ジェイテクトプレシジョンベアリングの技術部に技術職として勤務されており、今年で入社4年目を迎えています。

講演の冒頭では、「私はGoogle Maps(グーグルマップ)で会社探しをしました」というユニークなエピソードを交えながら、「就職活動のハードルを下げる」をテーマに、キャリアとワークライフバランスの重要性についてお話しいただきました。

 

多賀氏は「キャリア」とは、単なる職歴にとどまらず、これまでに歩んできた道のりやこれからの人生であり、キャリア設計とは人生設計であると説明しました。また、ワークライフバランスについては、キャリアの軸となるやりがい、お金、時間などのバランスをどう取るのかが重要であると述べ、「多趣味なのでプライベートの時間の確保を重視している」「やりがいは働きながら見つけていく」といった自身の価値観を紹介。そのうえで「頼りにされる人になる」ことを目指してきたと話されました。

さらに、企業研究の重要性や、社会人として求められる人材として「行動力」と「提案力」を挙げ、「ワンランク上の企業を見極めるには、トレンドを押さえ、企業としてどう行動しているのかを見ることが重要」と、実践的なアドバイスを送りました。

       

最後に、多賀氏は「キャリアデザインとは人生設計であること」「自身の軸(ワークライフバランス)を意識した会社選び」「とにかく行動し、提案する」「キャリア授業はしっかりと受講し、困った時は大人を頼る」の4つを要点としてまとめました。特に、「立ち止まりそうになった時には、家族や教員、職員など周囲の大人を頼ることが大切」という言葉は、学生たちの心に響いたようでした。

講演の後半では、同社 経営管理部 人事労務課 田原直幸氏より、採用情報についての説明が行われ、就職活動にむけた具体的な情報提供の場となり、学生たちは熱心にメモを取っていました。

先輩の現在の様子を知ることで、これから本格的な就職活動を始める学生たちにとって、自身の活動や「就職する」ということについて、具体的なイメージを持つための貴重な時間となりました。

 

※2024年4月より環境科学科は基礎理工学科 環境化学専攻へ

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